既刊紹介 『パラリーガル』『パラリーガル -case2-』
年下のノンケ弁護士秘書(パラリーガル) ✖ 仕事人だけど恋に臆病な弁護士
―先生、俺の気持ち、わかってますよね?このまま俺に口説かれてくれませんか?―
本格的な事件を扱った法律事務所BL小説。
カウンセラー志望で就活中の筧口深景(といぐちみかげ)は、思いがけぬきっかけで、弁護士・城代尚緯(じょうだいなおい)のもとで働くようになる。城代は人に利用されることが多く、一人で仕事を抱え込んでしまうお人よしなところがあった。だが、実のところ、それは人との摩擦を厭い、自分の領域に他者を立ち入らせないための処世術だった。人の心向きへの洞察力は鋭く、だが、自らの孤独な深淵を守るために穏やかさを装う。そういう城代へと、筧口はどうしようもなく惹かれていく。
城代を傷つけて、その胸の内を暴いてでも彼を手に入れたい衝動に駆られ、筧口は城代にある事実を突きつける。専ら心理学に携わってきた筧口は、誠実に、しかし巧妙に城代へと迫っていく。だが、それでも城代は筧口を拒絶する。
諦めきれない筧口は自らの進路を変える。当然のことながら、それは城代という男への恋慕ゆえだ。だが、それ以上に、城代の仕事への眼差しの中に、自分の追い求めていたものを見つけていたのだ。自分が人の心理を学ぶことで解消したかった蟠りが、そこにはあった。そして、それに対して真っ直ぐに切り込む城代の姿勢が、筧口には眩しかったのだ。
事務所に持ち込まれる事件を解決していく中で、二人の関係が揺れ動き、縺れ、絡まり、そして、解かれ、二人の堪え切れずに持て余した恋心が爆ぜていく。不器用な大人の恋物語。
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「パラリーガル case1-1」/「曖いつあき@次は秋庭」の小説 [pixiv]
「パラリーガル case1-2」/「曖いつあき@次は秋庭」の小説 [pixiv]
「パラリーガル 1-3」/「曖いつあき@次は秋庭」の小説 [pixiv]
「パラリーガル case2-1」/「曖いつあき@次は秋庭」の小説 [pixiv]
「パラリーガル case2-2」/「曖いつあき@次は秋庭」の小説 [pixiv]
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『パラリーガル』
著者:曖いつあき
発行日:2016年3月21日
発行:妄想屋ねこのした
印刷:しまや出版
『パラリーガル -case2-』
著者:曖いつあき
発行日:2016年10月2日
発行:妄想屋ねこのした
印刷:しまや出版
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